自分を操る超集中力
こんな人におすすめ
・やるべきことがあるのになかなか始められない
・すぐに集中力が途切れてしまう
・もっと集中力を上げたい
集中力を鍛えて人生の密度を上げよう
みなさんはどのくらい集中して物事に取り組めますか?私はものすごく注意力が散漫するタイプで、集中するためにいろいろな試行錯誤を重ね、工夫をしています。つまり、注意力とは才能ではないのです!誰でも鍛えることができる能力で、しかもすぐに実践できます。この本には集中力を鍛える様々なメソッドが紹介されています。
時間は誰しも有限
私が取り入れて特に効果的だった方法は“じらし効果”を利用したものです。あらかじめ取り組む時間を15分とか30分とか決めておいて、その時間が来たらどんなに切りが悪くても一旦手を置く、というもので、「もう少しやりたいのに」と思っているところであえて休憩することでモチベーションを持続させます。
「今日は8時間勉強するぞ!」と決めていても、その時間中ずっと集中力を持続させて勉強できていなければ意味がないですよね。時間には限りがあるので、なるべく効率的にこなすにはどうすればいいかを考え、限りある時間を有効的に使うことが大切です。だから集中力を鍛えることが大事なのです!
脳みそのHPを増やす
脳にも体力があると知っていますか?集中力も脳のパワーを使うのですが、この脳の体力がなくなると集中力も落ちてきます。この脳の体力をうまく使いこなすことが集中力をアップさせて効率的に物事をこなすことにつながるのです。
集中力を使うときはどんな時だと思いますか?勉強するとき、パソコンで作業するとき、ダーツで的を狙う時、針に糸を通すときなど、何かをやろうとしているときや、取り組んでいるときを想像すると思います。しかし、ダイエット中だからケーキを我慢するとか、自分の今したいことを妄想するとか、“何かをやらないとき”や“何かを望むとき”にも実は集中力は使われているのです。
つまり、何かを選んだり決めたりするときにも脳は使われていて、何気ない思考でもどんどん脳の体力が奪われてしまうということです。なので、日ごろから集中力を鍛えつつ、集中力を使う作業は習慣化して脳の体力を節約するということがポイントになります。
やりたいことは全部やる!
他にも、集中力の操り方、高い集中力を生み出す方法、効果的な脳の休め方、集中力を高めることでの時間術などが詳しく説明されています。やりたいことはなんでもやってみたい私にとって、とてもためになる一冊でした。ぜひ皆さんも集中力を自在にコントロールして、自分のやりたいことや達成したい目標などにお役立てください。
関連記事