2019.11.4 / 更新日:
2020.1.2
その他 進化する勉強法
本書は、科学的根拠を基にした効率的な勉強方法が紹介されています。主に入試や資格試験のような、ペーパーテストに活用できるテクニックが掲載されており、学生さんはもちろん、社会人の方にもおすすめな一冊です。
科学的に効果のある勉強法とは何か?
“人の持つ学習能力の仕組みを理解して、より効率的に知識を身に着けよう”ということなのですが、具体的には、人の記憶はどのように定着しているのか、集中力はどのくらい持つのか、復習に意味はあるのか、などについて解説されています。
社会人の私が一番活用できそうだなと思ったのは、「ひらめきを生む秘訣は睡眠にあり」という章です。難しい問題が寝ている間に解けてしまうという面白い内容です。
また、勉強に興味を持たせるにはどうすればいいか、不安を無くすにはどうしたらいいか、先延ばしの誘惑にどう立ち向かえばいいのかなど、勉強する環境を整えるためのテクニックも一緒に紹介されています。
つらい勉強を少しでも楽に
どうせ勉強するならより成果が出やすい勉強法を実践したほうがいいですよね。能力には個人差があると思いますが、本書ではその個人差ではなく、人の共通の特性について焦点をあてた勉強方法を紹介しています。単語を覚えるのに、単語カードの枚数を多くしたほうがより多くの単語を覚えられるそうなのですが、普通はそう思いませんよね。それは自分自身の脳の働きをよく知っていない証拠なのです。
本書を読んで勉強のコツを掴んでください。
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