科学的に正しい英語勉強法
こんな人におすすめ
・英語の勉強法を色々試したけどどれもうまくいかなかった人
・英語を勉強することへの苦手意識を克服したい人
・英語が話せなくてもとりあえずコミュニケーションがとりたい人
英語は怖くない!
読み終わって思ったことは、やっぱり英語は並大抵の努力では身につかないのか…ということでした。でも、今まで数々見てきた英語の勉強法とは違い、英語との向き合い方や科学的根拠に基づいた効率的な習得方法、そもそもコミュニケーションをとるには何が大切なのかということがこの本で学べます。なぜ日本人は英語が話せないのか?から始まり、第二章ではいきなり“英語「なし」で会話するには?”というびっくりなタイトルが続きます。英語を学ぶことへのハードルを下げ、英語に対する恐怖や拒絶を和らげることでとっつきやすくしてくれる本です。
学ばないものは死ぬ
この本の中で一番のお気に入りフレーズです。かなり極端な意味合いに感じると思いますが、読み進めていくと真意がわかります。これは私の数年前の体験ですが、観光に来ているのであろう外国人に英語で道を聞かれました。その時は急に英語で話しかけられたことで焦ってしまい、うまくコミュニケーションが取れず、結局近くにいた他の人に助けてもらいました。後になって「携帯で翻訳して話せば良かったのに」「道を教えるだけなのにものすごく時間がかかってしまって申し訳なかったな」などもやもやして、今でもあの時の体験は忘れられません。そして、なんとか助けてあげたい!という気持ちだけは伝わっていたようで、ものすごく感謝してくれたということも覚えています。伝えたいのに伝わらないジレンマと伝えようとしたことへの感謝。この経験が、今の勉強のモチベーションになっています。
気持ちも大事だけれど、話せればもっとハッピー
これから英語を学びたいとお考えの方、あと、英語に限らず人とコミュニケーションをとるのが苦手で克服したいという方におすすめの一冊です。
関連記事